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思い出アルバム2017                                                  
▽奥飛騨 / 宇津江四十八滝・池ヶ原湿原
2701m   2452m
北ア ルプス /西穂高岳独標・丸山
     
奥飛騨の山旅、 1 日目は大雨で滝巡りと湿原へ、温泉泊して、
2 日目は槍・穂高連峰絶景の西穂高への主稜線を歩く!

2020.9.25.(金)〜26(土)
参加者:7人
 <コース>
1日目 飛騨清見 IC=卯の花街道=宇津江四十八滝めぐり= R41=R360=池ノ原湿原(木道…林間道…丸山)= R360・R41・ R471=新穂高温泉 穂高荘 山のホテル」(泊)
2日目 ==鍋平高原Ⓟ・新穂高ロープウエイ乗場・白樺平駅+++第 2 ロープウエイ+++西穂高口駅千石園地…西穂山荘…△丸山…△西穂 独標(往復) 鍋平高原Ⓟ==福地温泉==平湯==高山IC
<歩行時間> 1日目:1時間20分 2日目:5時間10分

9月に入っても天気不安定な日々が続き、天気回復を期待して一週間延期して実施した。
1日目は朝から雨、予定していた福地山は諦めて、雨でも行動できる高山市国府町の宇津江四十八滝と飛騨市宮川町の池ケ原湿原を歩くことにした。
清見ICから卯の花街道経由で県立自然公園の駐車場へ。シトシト降る雨の中、カサをさして滝めぐりの遊歩道を登る。標高1300mほどの位置なので涼しい。急峻な谷合に大小の滝が次々と現れる。苔むす巨木や岩をぬい、豪快に落下する滝は水煙を上げている。
我々以外に訪れる人は誰もいない。中間地点に位置する王滝は最大の落差で19m。最上端のゴール地点まで登り45分要した。
13の滝はそれぞれ名前がついている。濡れた岩の道を気を付けながら駐車場に戻り、R41号沿いの道の駅でランチタイム。
午後はR41〜県道を走り、北上。林道に入ってニコイ高原の池ケ原湿原へ。管理棟の駐車場がスタート地点。雨は相変わらず。遊歩道に入ると広大な湿原が広がる。
木道がしっかりと整備されて安心して散策できる。標高は970m前後。紅葉は始まっている。
所々にクマ除けに設置された一斗缶をぶら下げたドラを叩く。頻繁にクマが出るのか? この時期の開花は少ないがアケボノソウが咲いている。木道終点から林 間遊歩道に入って周回コースへ。雨でぬれた山道は歩きずらい。樹林の間から湿原が見え隠れする。入口まで周回して40分ほどでゴール。
ここからこの日の宿泊地へ車を進める。県道360に戻り、さらに北上、一旦、富山県に入り、猪谷からR41で神岡へ、高原川に沿って走る。R471〜県道 475を経てようやく暗くなりかけた新穂高温泉に着。ゆったりと山の幸と露天風呂を楽しみ眠りにつく。

二日目は夜明けとともに雨は上がり、回復に向かう様相。朝風呂、朝食後ただちにロープウエイ乗場の鍋平高原へ向かう。2階建てに更新された第二ロープウエイに乗る9:15。高度を上げるにつれ、西穂高岳、笠ヶ岳、焼岳が見えてくる。心が弾みます。
終点の西穂高口駅の上の展望台から、鋸歯状に岩稜が連なる西穂高岳から北に槍ヶ岳も。最初に向かう西穂山荘は正面に大きく間近に見える。千石園地の遊歩道 を抜け、千石尾根を登っていく。コメツガやオオシラビソが生い茂る原生林の中を登りきり1時間15分で通年営業の西穂山荘に到着。テラスも広く立派な小屋 になったものだ。登山者は多く、特に若いグループが目立つ。
一息入れて、主稜線を北へ、まず眼前の丸山へ向かう。ケルンが積まれた丸山山頂は広く平だ。東に霞沢岳、六百山が聳え、眼下に上高地の大正池が白く光っている。
ここから今回の目的地、西穂・独標まで岩の道、歩きづらい。傾斜もきつくなり、息が躍る。西穂・独標には人の姿が10人程見える。その奥にはピラミッド ピーク。足元を付けながら最後の険しい岩陵を登り独標に着。独標直下には目立たないが、落雷遭難事故記念碑を見つけた。1967年この付近で松本深志高校 の生徒11名が死亡する大惨事の現場だ。
下山は同じ道を戻る。西穂山荘で遅めのランチタイムを済ませ、千国尾根を下って行く。第2ロープウエイ乗車15:45。 
平湯〜高山IC経由で帰路につく。久々一泊、奥飛騨・北アルプスの山旅でした! 

      

 










 

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