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思い出アルバム2017                                                        
▽北アルプス / 上高地 大正池〜明神池

2018.6.3.(日)
参加者:6人

<コース>
飛騨清見IC=高山IC=平湯アカンダナ駐車場P=バス=大正池BS… 田代池(湿原)…田代橋・穂高橋…ウエストン園地…河童橋…岳沢湿原… 嘉門次小屋・明神池・穂高神社奥宮…明神橋…小梨平キャンプ場… ビジターセンター…河童橋…上高地BT=バス=平湯P==
<歩行時間> 3時間30分
 
北アルプス 上高地へ、車1台6人で出発!
東海北陸道を順調に走り、ひるがの高原SAで休憩。飛騨清見ICで中部縦貫道に乗換え高山ICで降りてR158を平湯へ進める。残雪の乗鞍岳が見えてきた。今日は絶好の山日和だ。
平湯アカンダナ駐車場にP、運よく待ち時間なしで上高地行の濃飛バスに乗り込み、大正池BSで下車、11:20スタート。さっそく大正池河畔に降りると梓 川の流れと上流には残雪の明神・前穂・奥穂・西穂の連山と眼前の焼岳に連なる大パノラマ広がる。この季節は始めて訪れたが人も結構出ています。近年、焼岳 からの土砂流入で大正池が小さくなり、林立していた立枯木も減って趣をかえてきた。
ここからまずウエストン園地を目指して歩きます。田代橋まで続く「自然研究路林間コース」や「梓川コース」は木道でしっかり整備され、湿原・水辺・森林などの植物社会を観察しながら歩くことができる。説明板も充実。
シラカンバ・シラビソ・ハルニレ・ケショウヤナギなど微妙に変化する新緑の林を抜けると視野が開けポッカリ空いた草原に浅く広がる、田代湿原に出る。かつては一面の池であったが対岸の上湯沢からの土砂流入によりせき止められ。池の面影は小さくなり湿原化されてしまった。
スミレの仲間・エンレイソウ・シロバナノヘビイチゴ・ユキザサ・ラショウモンカヅラ・クルマバソウの花が咲き乱れている。白系の小さな花の目立つ季節だ。湿原にはミズゴケ・スギゴケ・ヤマアゼスゲ・・・
ひと歩きして田代橋・穂高橋を渡る。橋の上から見る梓川の奥に広がる清流と新緑を纏った穂高連山も素晴らしい景観だ。
梓川の右岸をしばらく歩き、ウェストン園地に着12:25。この日はちょうど恒例のウェストン祭開催日。
北アルプスをはじめ日本の名峰を制覇し、世界に広く称賛し、登山の楽しみを日本人に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの功績を称え偲び、10時からレリーフ前で式典・合唱が行われますが、すでに終わってしまったようで花束が供えられている。
お昼を過ぎていたので園地のベンチでランチタイム。梓川を挟んで眼前には六百山〜霞沢岳が大きく立ちはだかっている。
腹ごしらえを済ませて、河童橋へ向かう。路傍にはベニバナイチヤクソウ・アマドコロ・エゾムラサキの花が競っているようだ。暑い日なので梓川で水遊びに興 じる若者達も。外国人も目立つハイカーや観光客で賑わう河童橋に着13:35。現在の河童橋は明治25年の初代から五代目という。
ここから明神まで足を伸ばします。ケショウヤナギが茂る梓川右岸歩道を歩く。岳沢湿原は湿地や池塘に小さな清流が続く。「自然探勝路」として木道などで整 備され明神池まで4Km続く。1時間ほど歩いて明神池着14:35。明神池は森厳な雰囲気を漂わせている。穂高神社奥宮に参拝、昔ながらの嘉門次小屋の前 にはウェストンを案内した名ガイド上條嘉門次のレリーフが立っている。
小屋で一服後、つり橋の明神橋を渡り、梓川左岸歩道〜小梨平キャンプ場経由で帰路に。途中、朝から探していたニリンソウの群落に出会うことができ、明神岳の岩峰を右手に仰ぎながら河童橋に16:00着。つり橋から大パノラマを見納めしてバスに乗り込みました。

      

 










     

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