ホームへ
TOP ページへ

思い出アルバム2017                                                                     
                  
     
336m
▽志摩半島 / 青峰山

2018.2.4.(日)
参加者:4人
<コース> 
近鉄松尾駅…登山口・石標…分岐点・橋…ますきち岩…お地蔵さ ん…護摩岩…正福寺…青峰山…沓掛側参道入口…燈明岩…旧参道 沓掛登山口…近鉄沓掛駅=
<歩行時間>
 2時間40分
 
2 月4日(日)志摩半島最高峰・青峰山336mへ、4人で
前 日は節分、でも最低気温が氷点下の毎日です。この日は晴れてもやはり寒い朝です。
JR 快速みえ51号に乗り、伊勢市駅で乗換、鳥羽駅で近鉄志摩線に乗換えて無人の松尾駅で下車。ここがスタート10:15。
近 鉄の「てくてくまっぷ 青峰山正福寺コース」を手に歩き始めます。松尾駅からすぐ、古い道標のところでバス道と別れ、志摩地方独特の石垣や妻入り民家が立ち並ぶ、ひなびた風情の 松尾集落の中へ。細い松尾川の流れに沿うように歩き、小橋を渡って山道に入る。登山口には「近畿自動車道・青峰山 これより23丁」の立派な看板が立つ。 ここから正福寺までしっかりした丁石柱が導いてくれる。登山道はよく整備され広く緩い勾配で歩きやすい。
巨 岩にまたがった巨木、あまかぼう岩、ますきち岩、地蔵さん、今上天皇御成婚記念植樹碑などが道沿いに佇み、飽きさせない。シダ類で覆われた岩や志摩らしい 豊富な自然植生を楽しみながら高度を上げていく。雑木林が伐採された展望所からのどかな山麓の風景や伊勢の山並みが開ける。護摩石付近が最後の22丁石 だ。
し ばらく平坦な道を歩いて正福寺の境内へ入っていく。山頂直下の斜面や窪地に本堂・鐘楼・大灯篭・山門など巧みに配置されている。本尊の十一面観音は相差の 海から鯨に乗って現れたといわれ、海女や漁師など志摩人々の信仰を集めている。
本 堂には海運業者などから奉納された絵馬や提灯などが並ぶ。山門の彫刻は見事な物で見逃せない。旧正月18日の御船祭りには大漁旗がなびく、海とともに生き る寺だ。
2016 年5月25日、先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)を前にカナダのトルドー首相が妻とともに青峰山を登り、正福寺境内を散策して結婚記念日の休暇を楽しん だそうだ。
山 門を出て正面に出ると五ケ所湾方面が広がる展望台。青峰山山頂へはここから簡易舗装された急な坂道を上がる。
山 頂はデジタルテレビの巨大なアンテナに占領されて三角点も隅に追いやられ、展望もきかない。登山者の居場所もない程であるがアンテナにのフェンス脇でラン チタイム。
下 山は沓掛方面に向かい再び丁石柱に導かれて下る。 いったん車道を歩き、沓掛への参道を下って行く
と ころどころ石ころの歩きにくい急な個所もあり、気を付けながら歩いていくと農道に出る。
落 ち着いた佇まいの集落を抜けて近鉄沓掛駅は間近だ。時計見たら予定の列車より1時間前の電車に乗れそうなので急ぎ足で歩き、間に合いました。ゴール14: 00。
      

 










   

このページのトップへ戻る