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1055m
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▽ 中山道 信濃路 / 塩尻宿〜塩尻峠〜下諏訪宿 |
4月2日(土) 中山道 信濃路 塩尻宿〜塩尻峠1055m〜下諏訪宿 参加者:8人 この辺りもサクラ満開を迎えました! この日は8人参加で中山道信濃路へ塩尻峠越え、まず、「しなの1号」に乗り、塩尻駅で下車。 駅前を東に向かって歩き出す9:10S。市街地を通行人に聞きながら、ガイドブックを手に中山道を見つける。 最初に道沿い左に塩尻宿の京よりの境といわれる大門神社と隣に耳塚が現れる。 堀の内村の名主といわれた重文の堀内家住宅、塩尻宿碑、古社阿禮神社、駕籠立跡碑、陣屋跡の笑亀酒造 本陣・脇本陣跡碑、旅籠跡、高札場跡・・・次々と現れる宿並は中山道最大の規模を誇る塩尻宿の往時を偲ばせる。 一軒ずつ、ゆっくりと見て回りたい気もする が、時間が経過するばかり。 小野家住宅を過ぎると千石街道碑と三州街道碑が立つ。それぞれが松本経由して糸魚川に至る北(裏)塩の道と伊那・飯田を経て三河に至る南(表)塩の道でこ れらが落ち合う終着点(尻)が「塩尻」という訳だ。 道の脇には次々と個性的な道祖神が現れて面白い。 仁王門(山門)の永福寺(観音堂)は信州筑摩霊場の1つ。 この辺りから道沿いには「雀おどり」の棟飾りを上げた本棟造りの旧家の屋敷が多数。 宿場の中心を過ぎ、緩い上りの坂道を行く。 丸山を左手に見て、馬頭観音を過ぎ、高度を上げてくると長野自動車道を横断する柿沢歩道橋。振り返ると真っ白な 北アルプスの穂高連峰から鹿島槍・五竜岳方面まで展望が広がり、歓声! ここで階段降りてみどり湖PAにて休憩タイム。 再び歩き出して、塩尻峠へ向かう。R20号の地下道を潜り、道脇に雪が残る静かな林道を登っていく。文字通 り長井坂だ。 東山地区に入り、しばらく樹林の道を行くと石仏石塔群、高ボッチ高原への道案内が立つ。南塚が現存する東山一里塚を過ぎ、大飢饉で生き倒れに なった親子を供養した親子地蔵を越えると峠は近い。 立派な明治天皇御前水碑に出る。道端には福寿草が咲き誇っている。この一帯は、明治天皇御巡幸に因んで「塩嶺御野立公園」と呼ばれ、峠には石碑など史跡多 し。 中山道有数の絶景地といわれる塩尻峠。立派な展望台に上ると、南に諏訪湖と背後に八ヶ岳の山並みが広がる。富士山もうっすらと。西には北アルプスが連なる も高圧電線が邪魔。この展望台でランチタイム12:15〜13:05。 腹ごしらえ済んで、午後はコース後半、峠から岡谷の町に下って行きます。樹林の中、急な坂道を下って行くと、 右に七不思議の一つといわれる大岩、左に石船観音。 さらに下って行くと開けて、岡谷IC付近に出てランプの跨道橋を渡る。八ヶ岳連山が正面に。 今井地区に入ると、茶屋本陣跡、不動尊、道祖神など次々現れる。 横河川を渡りると江戸から56番目の一里塚跡、そして日限地蔵の平福寺。少し疲れも出て、 ベンチで小休止する人も。 道の両側には住宅、店舗など・・・・市街地が近づいてくる。 砥川の富士見橋を渡って、町の中心部に近づくと一之宮常夜搭が立つ交差点。ここで予定の列車に 間に合うようJR下諏訪駅に向かう4人分かれ、あとの4人は中山道から外れて、北へ参道を歩き諏訪大社下社春宮と万治の石仏に寄り、そして再び中山道を東 へ。 矢徐口、伏見屋邸付近を少し歩き、ここで1人は今夜の宿泊施設へ向かい、3人で南下、JR下諏訪駅へ16:05G、先行の4人組の1時間後の特急「し なの」で帰路につきました。 4月9日(土)には2人のメンバーで同じコースを完歩しました。 |
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