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思い出アルバム2017                                                                                        
1523m   1969m
中央アルプス / 権兵衛峠・北沢山

木曽〜伊那の権 兵衛峠から地元の岳人達により開かれた尾根を
     経ヶ岳へ新ルート、北沢山は展望ピークでも曇天でイマイチ
      
2021.6.26 (土)
参加者:5人
<コース>
=小黒川SIC=権兵衛道路(トンネル)=権兵衛峠の北Ⓟ…1656mピー ク…三角点・アンテナピーク 1806m…1884mピーク…△北沢山 (往復)… Ⓟ…権兵衛峠(往復)…Ⓟ=R19 号=
<歩行時間> 3時間30分


中央アルプスの北部の主稜線、権兵衛峠から経ケ岳2296mの中間に位置する地理院地図には名無しの1969mピークが北沢山といわれている。かつてササ藪であったこの尾根を令和元年に地元の経ヶ岳を愛する山岳会が一年半にわたり切り開き、経ケ岳への新ルートとなった。
今回は権兵衛峠から北沢山まで往復した。
中央道小黒川SICからR361を走り、権兵衛峠トンネルを抜け、木曽側へ。旧権兵衛街道を上っていく、権兵衛峠を越えたところにあづま屋、トイレが立つ 広い駐車場がスタート点。すでに10台ほどの先客が駐車。伊那方面への車道はゲートが閉じられている。経ヶ岳までは5.6kの標識が立つ。ここから尾根道 を登っていく10:55S。
いきなりの急登で息が弾むが徐々に慣れてくる。ササが刈られて、よく整備されている道だ。右側に作業用のモノレールが並走し、三角点のアンテナピーク 1806mまで続いている。ちょうどここアンテナピークの真下にはR361号の権兵衛トンネルが走っている。ここから緩い勾配のアップダウンしながら樹林 に囲まれた明るい尾根を進む。
下山してくるパーティーに出合う。聞くと朝、経ヶ岳まで登って下山中との事。1884mピークを越え、やや東方向に向きを変えながらアップダウンの後、最後の登りで北沢山の山頂に立つ。一気に展望が開ける。
北に経ヶ岳が姿を見せるが、山頂部は雲の中。天気良ければ南アルプス北部、中央アルプス、御嶽山などの遠望が素晴らしいところが、残念ながら深い雲の中。
この辺りの尾根筋にはササユリの群生地だ。開花には少し時期が早いようだ。ちょうどお昼時を過ぎたので頂上にてランチタイム12:30〜13:10。ただ、虫が多く乱舞、鬱陶しいのでランチ後下山開始。同じ尾根道を下り、権兵衛峠Ⓟに着14:25。
ここから旧道の権兵衛峠まで往復する。峠にはかつて木曽から伊那へ峠道を開いた古畑権兵衛の碑や信濃川水系と天竜川水系の分水嶺碑などいくつかの石碑が立っている。
30 年以上前にこの権兵衛峠には車で来たことがある。その頃は峠からの眺望は素晴らしく、眼下に伊那谷、南アルプスの大パノラマも絶景であったが、今は鬱蒼と した樹林に囲まれて残念だが薄暗い峠と化してしまった。駐車場に戻る14:50。なんとか雨に降られずに下山できました。
帰路は木曽路、R19経由で帰路に着きました。 

      

 










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