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思い出アルバム2017                                                  
597m   651m
三河 / 風頭山・大日山

今回も県内、額 田の里山へ、アセビの道から尖った風頭山の岩頭〜
        大日山へ往復後、麓の久保城址と名刹に立ち寄る
                                                  
2021.2.13.(土)
参加者:8人
<コース> =岡崎東 IC=額田中金町=林道=登山口Ⓟ…林道出合…稜線出 合…風頭山…尾根…大日山…風頭山…稜線出合…三角点…稜線出 合…林道出合…登山口Ⓟ=久保城址=天恩寺(散策)=岡崎東 IC =
<歩行時間> 4時間20分

今 回も緊急事態宣言中なので、県境を越える移動は控えて近場の里山歩き。岡崎市の北東部(額田町)、本宮山の西に位置する風頭山・大日山へ。地形図にも名無 しの目立たない山です。
それでも麓から見る角度によって、尖った頂が印象的で、前回の雨生山から、本宮山左手に見ることができた。
車3台、8人参加で岡崎東ICを出て県道37号を東へ、中金町で男川を渡って石を積んだ猪垣の集落から林道に入り、駐車場・登山口を見つけスタート9: 40。登山口の標識から林道を進み、終点からは登山道だ。
男川の支流の沢に沿って暗い感じの人工林の山道を進む。この日はこの時期にしては暖かい。登り始めは厚着していたので汗ばんでくるほどだ。
林道に出合い、再び登山道に入りジグザグ道を急登して稜線に出る。アセビ林のトンネルを進み、岩場を急登してピラミッド状の風頭山山頂に立つ。
山頂から少し南の岩頭から、本宮山がどっしりと大きい、三河湾など展望が広がる。大日山へはいったん鞍部まで下り、広い尾根をアップダウン繰り返しながら 進む。
他には誰もいない静かな大日山山頂から展望はきかないが、ここでランチタイム12:00〜12:40。
下山は同じ道を風頭山越えて、稜線分岐まで戻り、西へ三角点まで往復して登山口に下山14:40G
駐車場からすぐの所の久保城跡に立ち寄る。
永正年間(1504〜1520年)頃、奥平貞昌にて築城されたとされている。元亀元年(1570年)に奥平諸将は久保城に集まり一族が武田氏方、徳川方に 分かれて戦うことを密談した。これを「久保城の密談」として伝わる。土塁が遺されており、模擬城郭、模擬櫓が復元されている。
帰路、県道沿いの名刹天恩寺に立ち寄る。
足利義満が尊氏の遺命で建立したと言われる臨済宗の三河地方の中心寺院。仏殿と山門はともに国の重要文化財に指定されている。苔むした石段を登り、山門を くぐると石牛池からの眺めは深山幽谷の相を呈し、禅寺の雰囲気を感じる。家康公が長篠城へ向かう際に天恩寺で一泊した翌日、大杉の下まで来た時に延命地蔵 に呼び止められ、大杉の影から矢を射る敵から寸前で身を守ったという逸話がある。家康公の命を救った、ご利益満載のパワースポット!
ちょうどこの日、境内の林で檜皮葺に使われる立ち木の皮剥ぎ作業を見ることができました。 

      

 











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