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思い出アルバム2011  
「山岳信仰とサクラの山」 吉野へ!
698m
▽ 奈良県吉野路 / 高城山

2024年4月12日(金)
参加者:4名

<コース> 
近鉄吉野駅・・・・七曲坂・・・・大橋・・・・黒門・・・・金峯山蔵王堂・・・・花矢倉・・・・△高城山・・・・<下山は往路と同じ道>
・・・・吉野水分神社・・・・吉水神社(一目千本)・・・・ 近鉄吉野駅

吉野山マップ
天気予報とサクラの開花状況をにらめっこして日程が決まった念願の吉野のサ クラお花見ウォーキング。
参加者4名のうち3名は近鉄の切符を購入する時点で、大阪方面からの花見客などで樫原神宮駅から吉野までの特急が既に満席のため名古屋発7:00の特急” ひのとり”に早めて出発。

吉野駅からロープウェイやバスを待つ長蛇の列を横目に、七曲り坂の脇の急な階段の近道を進んだ。「下千本」といわれるこの辺りのサクラは三分ほどを残して 落花中といったところ。土産物屋や旅館が立ち並ぶ参道は車の乗り入れが制限された舗装道路で途中、おいしそうな名物の柿の葉寿司を購入した。そうこうして のんびり登っていくうちに、金峯山寺蔵王堂で計画通りの電車で到着した1名と合流した。

そこは修験道の根本道場で、ちょうど「花供養懺法会」の行列が催されており拝観することができた。道中の展望所では、新緑の山中にサクラが映えてとても綺 麗である。このあたり「上千本」では五分ほどは咲き残っている感じである。
花矢倉の展望所でランチタイム、柿の葉寿司を頬張った。春霞みながら西北方面には金剛山、葛城山、二上山など、東には関西のマッターホルン高見山も望むこ とができた。
ここから少し登ってこの日の目的地、高城山山頂698mに到着した。ここから南方面に「奥千本」の満開のサクラの展望を期待したが、見える範囲では一部満 開近しのサクラが望めた程度で残念であった。

下山は往路と同じ道を水を司る神を祀る吉野水分神社や「一目千本」展望所のある吉水神社などに立ち寄りながら、名残のサクラを楽しみつつ、ゆったりと下っ て吉野駅へ、帰路につきました。



<画像をクリックすると、拡大します。>

ロープウェイを横目に新緑の中を七曲り坂へとテクテクと登っていく
約700年前に後醍醐天皇の皇子が鎌倉幕府倒幕に向けて挙兵し激戦となった大橋
参詣道には土産物屋や旅館が立ち並ぶ
銅の鳥居。案内看板に「東大寺建立の余銅をもって建立されたとの伝承がある。」 この日はちょうど、金峯山寺蔵王堂の「花供養懺法会」の行列が行われていた 登っていくと眼下には参詣道の家並みの先に金峯山寺蔵王堂、奥には二上山が霞んで見える
途中、花矢倉で柿の葉寿司などランチをした後、高城山への登り
高城山山頂から満開のサクラの向こうに、金剛山、葛城山、二上山などの山並み
高城山山頂には、コンクリート製の展望台がある
高城山の向こうの奥千本にはサクラは少ないが、杉檜の黒い林の中に白く咲いていた 上千本にある水を司る神が祀られている吉野水分神社
花矢倉付近からの眺望、奥には紀伊水道に注ぐ紀の川(奈良県では吉野川と呼ばれる)
金峯山寺も近くに、花ウォーキングもあとわずか
後醍醐天皇、豊臣秀吉とのつながりが深い吉水神社の境内にある展望所「一目千本」
中千本と上千本のサクラを一望でき、一目見ただけで十年長生きできる言い伝えがあるという

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