ようこそ!山歩会ホームページへ
ホームへ
TOP ページへ

思い出アルバム2023   
 503m  530m  601m
▽ 鈴鹿山系/松尾寺山・西坂山・八葉山
                      
2023 年5月1日(月)
参加者:9名

<コー ス> 
醒井養鱒場Ⓟ・・・・松尾寺旧本堂跡・・・・影向岩・・・・
松尾寺山・・・・地 蔵峠砦跡・・・・△西坂山 ・・・・
△ 八葉山・・・・△西坂山 ・・・・地蔵峠・・・・松 尾寺旧本堂跡・・・・ 林道経由・・・・醒 井養鱒場

<歩行時間>4時間20分
<参加者>9名

 鈴鹿山脈北端は一般的に霊仙山 とされるが、その北西にある松尾寺山が地図上では最北の山になろう。松尾寺山は典型的な天台宗の山岳寺院で、寺伝では役小角(えんのおづの)が天武天皇9 年(680)に入山し、神護景雲3年(769)僧宣教が霊山(りょうぜん)7ヶ寺を創建した内の一つであったと伝えている。平安時代には伊吹山寺の松尾 童子が堂宇を整えて寺の興隆に力を注ぎ、戦国時代には兵火にあったものの、江戸時代には五十余坊を有する大山岳寺院として栄、今も山中のそこかしこに坊跡 を残しているとある。

醒井養鱒場のⓅに車2台で9名が集まり、9時40分にスタート。
本堂跡へは急な斜面、石段を登っ て辿り着く。寺の由来を記す大きな案内看板には400年前に兵火で消失した本堂は彦根城主井伊家の庇護を受けて寛永年間に再建されたが、昭和56年の豪雪 で崩壊したとある。

松尾寺山から地蔵峠を経て尾根筋を西坂山、八葉山へと辿り、下りは途中から林道経由で15時前に駐車場にゴールした。
帰路、水中花が咲く”梅花藻(ばいかも)”で有名な地蔵川に立 ち寄った。見ごろは7,8月だそうである。


   
<画像をクリックすると、拡大します。>
Ⓟをスタートして養鱒場手前の橋を渡り、養鱒場横の林道を上っていく
霊仙三蔵記念堂、にじ鱒料理醒井楼横を通り登山道へ
急斜面や石段を登っていく
急斜面を登ると松尾寺跡広場に出 る。石造九重の塔は1270年建造と刻まれている
寺の由来を大きな記す案内看板
松尾寺山頂への登り
山頂は樹林が繁り、展望はなかった
地蔵峠を経て西坂山頂
八葉山への登りは急登
八葉山頂は今回の三山で最高峰601m
地蔵峠への下り途中の鉄塔から琵琶湖方面が望まれる
峠の西側尾根筋には松尾寺山砦跡、峠に立つ杉は根元の上で二つに分かれている
南に聳える霊仙の山頂一帯は荒れている様子が見える、シカによるクマザサの食害によるそうである
帰路、水中花”梅花藻”で有名な醒ヶ井の地蔵川に立ち寄る、見ごろは7,8月

このページのトップへ