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思い出アルバム2012                  
1172m
▽ 佐渡島 / 金北山
 
2012年5月18日(金)〜20日(日)、花の百名山と歴史文化を訪ねる佐渡島の旅を楽しみました。参加者は昨年訪れることができ なかった4人とMOさん。上陸2日目の19日には、島の最高峰で花の宝庫として名高い金北山に登頂しました。
今回のルートは定番とは逆コースとなる白雲台〜金北山〜マトネ〜アオネバ渓谷へと縦走する計画でした。これはこの日、自転車で島を一周するイベントと重 なり、民宿に登山口までの送迎をお願いすることが出来なかったためで、インストラクター役のMOさんがスタート地点の白雲台で4人を降ろしたあと、自らは ドンデン山荘へ車を回しドンデン高原周辺をトレッキングをしたあと、4人の下山を待つという苦心のものでした。
山頂には金北山神社が自衛隊の施設の陰に静かに祀られており、南を望めばこちら北佐渡に相対して南佐渡の小佐渡山脈、その間に広がる水と緑の国仲平野、 両津湾につながる日本海の青い海を見ることができました。
予定したアオネバ、ドンデンへのコースは残雪の多い急斜面に阻まれ、横山登山道での下山に変更を余儀なくされました。ドンデン山荘で我々を待つMOさん に携帯電話で連絡をとったところ、MOさんはドンデン高原のトレッキングを早々に切り上げ、横山登山口まで車を回して迎えに来てくれました。
横山登山道は標高差1000mを下るハードなものでしたが、カタクリやミスミソウ、シラネアオイなどの花々が山道を飾り、島と海を眺めながら、また緑の 樹林を進む下山はそれを感じさせませんでした。

<コースタイム>
白雲台9:00→10:50金北山11:00→11:10横山登山道分岐(ルート探索および昼食)12:35→13:30神子岩13:50→14:45栗 ケ沢登山道分岐→15:40横山登山口

<マップ> 


   
<画像をクリックすると、拡大します。>
防衛省管理 道路の門扉の左脇から入る。白雲台をスタートするとき覆って いたガスもすぐに晴れ、絶好のトレッキング日和 通称”ガメ ラ”と呼ばれているというレーダー施設が異様 道路脇の斜 面にはシラネアオイを始め、カタクリ、エンレイソウなど花々の歓迎を受け、ついつい歩調が鈍る。
めざす金北 山頂

山頂にある 廃墟の様相をした防衛省の施設、ここは現在使われていない。
振り返ってガメラから尾根を下にたどればス タートの白 雲台
金北山山頂 からは両津湾と加茂湖を隔てる砂州上に港施設や街並みが載っているのが見渡せる 山頂直下の 残雪を慎重に下る。このあとの残雪の急斜面で縦走コースを諦め、右手の尾根道(横山登山道)を下山することとなる。
美しいカタ クリが乱舞 昼食後、眼下に両津 湾や国仲平野を見下ろしながら、横 山登山道を下る。。
左手には縦 走路が望まれる。
横山登山道を下り始めてまもなくカタクリに 続いて一番のお目当てのミスミソウが咲き乱れていた。
樹林帯に入る手前の神子岩にて小休止。
樹林帯に入っても、ところどころでカタクリ の絨毯に出会う。


じゅんさい 池だと思われる。
栗ケ沢登山 口への分岐

踏み跡は概ね明瞭だが案内標識やテープは少 なく、倒木のあるなだらかな箇所では、コースを外さないよう要注意。
無事にMOさんの待つ横山登山口へ到着 MOさんに無理を言って、縦走コースの終点とな るはずであったドンデン山荘まで車で引き返してもらう
翌日、トキ保護センターにて
このようにトキが見送ってくれる日がくるで しょうか

このページのトップへ       金北山で出会った花たち