2005Fainal山歩は熊野古道・八 鬼山越え

納会以来、強い冬型が続き、尾張部でも大雪。12月23日と24日の両日日帰り計画したのですが、
23日は前日の雪の影響もあって中止、24日に絞って何とか実施しました。
前日延期組と合わせて13名の参加です。今年で4回目の伊勢路コース、今回は巡礼たちから
「石の上を歩く西国一の難所」と恐れられた標高627mの岩山・八鬼山越えで三木里をめざす。
コース:JR駅尾鷲==尾鷲節歌碑〜古道入口〜駕籠立場・十五丁石地蔵〜七曲がり〜桜茶屋一里塚跡
〜九鬼峠〜三宝荒神堂〜八鬼山(さくらの森広場)627m〜江戸道〜名柄一里塚跡〜JR三木里駅

この一年多くの山に挑戦しました。事故も無く楽しく山歩できました。お疲れ様でした。
尾鷲駅からタクシー分乗して「尾鷲節」の一節が刻まれた
歌碑の立つ八鬼山越えの入口で下車。
西国巡礼たちへの標
今日は青空でも寒い日。
尾鷲湾を挟んで北に雪を冠った山々。
林道から登山道に入るとやがて
「十五丁石地蔵」を祀る駕籠立場。
紀州藩士が駕籠を降ろして一息ついたところ。
地元の林業関係者は世界遺産登録に反対している。
樹木にはメッセージが。
峠に向かって本格的な登りに入る。 シダ類の多い登山道。道はよく整備されている。
大台ケ原方面の山々 桜茶屋一里塚跡。
丁石地蔵は祈祷師や宿主を兼ねた
御師と呼ばれた人たちにより寄進された。
三鬼峠まで1町毎に祀られており34体がたたずむ。
丁石地蔵に導かれながら石畳の急なジグザグ道を登る。
昔、巡礼たちを苦しめたのだろうか
墓碑が静かにたたずんでいる。
「蓮華石と烏帽子石」 九鬼峠をあとに山腹を進むと
防火の神様「三宝荒神堂」
歩くこと約2時間で八鬼山山頂、
さくらの森広場は熊野灘一望の大展望台。
芝生の上でランチタイム、でも寒い!
 九鬼水軍の本拠地「九鬼浦」が眼下に。
志摩半島方面を望む。
南には紀伊山地の山並みが幾重にも連なる。 三木里に向かって江戸道コースを選んで下山。
ゴツゴツした石畳が歩きにくい。
三木里側の道沿いにも・・・ 時間を気にしながら下山、
麓の名柄から八鬼山を振り返る。
三木里駅まで国道歩き、あとわずか、
途中の魚屋さんで今年もサンマの干物買いました。
三木里駅、全員乗車ヤレヤレ!

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