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思い出アルバム2011  
南九州の山旅! 渦巻くように登る開聞岳、火山ガス沸き立つ霧島連山‼
924m          1700m    1574m
▽  薩摩半島/開聞岳 霧島連山/韓国岳・高千穂峰


2024年11月2日(土)〜5日(火)
参加者:7名


<一日目・二日目>
名古屋出発の2日(土)は山陽新幹線が広島付近で豪雨に遭遇、途中駅打ち切り、間引き、運転見合わせ、超満員の繰り返しで新大阪から5時間遅れ、10時間かけてようやく鹿児島駅に着!
鹿児島駅からレンタカー2台、予定の名所巡りは時間切れでムリ、R226号を南下、指宿温泉へ 民宿直行となった(泊)。
 翌3日(日)は朝から秋晴れ!
4人は開聞岳へ 3人は車で名所めぐり
(4人組)R226号を走り、まず日本最南端のJR指宿線の「西大山駅」に寄る。朝から開聞岳と列車を撮る人たちが駅のホームで待ち構えている。西へ向かうと海に浮かぶ均整のとれた二重火山、開聞岳が美しく大きい。
山麓ふれあい公園に到着すると、三連休初日とあって、駐車場はほぼ満車、8:40スタート。
公園の中を歩き、大きな案内板が立つ二合目が登山口、登山道は渦巻くように登っていく一本道のみ。背丈ほどの堀切状の狭い溶岩礫の道を行くと長崎鼻が見下ろす展望デッキの五合目。徐々に歩きにくい岩の道が険しくなっていく。
七合目を過ぎると左手に東シナ海が広がる。仙人洞を過ぎると小さな岩場が続く。登山者の往来が多く、渋滞も。九合目から北側に薩摩半島の展望開け、池田湖が真下に。ハシゴを登り岩場を抜け、御嶽神社〜開聞岳山頂!12:15〜13:00。
座るところが無いほど登山者でいっぱい。池田湖、長崎鼻、霧島連山、桜島、大隅半島・・・360°大パノラマだ! 
下 山は往路を戻り15:40ゴール。管理棟で一服した後、車で北上、今夜の宿泊地霧島高原に向かう。南九州市の知覧地区に入ると高原に広大な茶畑が延々と広 がる「知覧茶」だ。公園内に立つ、知覧特攻平和会館に立ち寄るも、ちょうど閉館時間。外の祈念碑や戦闘機などを観て回る。
ここから指宿スカイラインから九州道谷山ICの入り、溝部鹿児島空港ICを出て霧島温泉に向かい、この日の宿泊地、民宿「みちや荘」へ
  一方、(3人組)は、砂むし会館「砂楽」〜 JR指宿線西大山駅〜開聞岳「山麓ふれあい公園」〜枕崎「お魚センター」〜「知覧・特攻平和会館」・「武家屋敷庭園」〜鹿児島市「維新ふるさと館」を巡 り、九州道鹿児島IC〜溝部鹿児島空港IC〜霧島温泉を巡って、民宿「みちや荘」 (泊)

<三日目>
4日(月)、この日も雲が多いが良い天気。霧島連山の最高峰、韓国岳(霧島山)をめざす。民宿の朝食を済ませ7人車2台で出発。えびの高原の中心地に駐車して出発8:50スタート。
遊歩道から噴煙立ち上る硫黄岳の噴気地帯南の山腹道を登り、一合目の硫黄山火口展望所。ジグザグに高度を上げ、灌木帯を抜けると背後にえびの高原が。
避難小屋の五合目まで急登。滑りやすいゴロゴロ山礫の道を登っていく。
そろそろ大浪池が見えてくるころだが、少しガスっていて展望イマイチ。九合目から火口縁を進み、ひと登りで溶岩塊が露出した韓国岳山頂着10:50〜11:25。この日も登山者でいっぱい。
眼下に直径900mの噴火口跡はガスってよく見えない。南に大浪池の火口縁がうっすらと見えてきた。西面にはえびの岳がよく見えるす。明日登る予定の高千穂峰もうっすらと。ランチタイム後、往路を引き返す。
えびの高原エコミュージアムセンターに着き13:35ゴール。一服してから霧島神宮に向けて出発。途中、硫黄谷噴気地帯と道の駅「霧島」に立ち寄る。すっかり晴れ渡り、大きな高千穂峰を見ることができ、歓声!
天孫降臨神話の主人公、ニニギノミコトを主祭神とする霧島神宮へ、絢爛・荘厳な社殿を参拝して前日と同じ宿へ向かいました。

<四日目>
 最終日5日(火)も朝から快晴! この日は高千穂峰をめざす。朝食後、登山口の高千穂河原へビジターセンター前に駐車して7人で出発8:20S。
霧島神宮古宮跡まで参道を歩き、遊歩道から石畳や階段でよく整備された滑りやすい道を登っていく。草木が見られなくなり、赤茶けた砂礫の滑りやすい道を行 くと御鉢火口縁に出て、展望開け、御鉢の火口縁まで上がると馬の背稜線を進む。すり鉢状の火口底まで100mの絶壁。足元に気を付けて進む。火山ガスは発 生していないようだ。背門丘の鞍部に下ると鳥居、祠。ロープの広い斜面を登っていくと溶岩流の急斜面の上にドーム型の高千穂峰山頂着、4人 10:30〜11:00。

天孫降臨神話の天の逆鉾が突き刺さり、祀られている。遮るものなしの全方位絶景だ!新燃岳、韓国岳、桜島、開聞岳・・・下山は往路を戻る。ビジターセンター前駐車場に12:45G ここから鹿児島中央駅へ向う
3人は山中途中までで引き返し、霧島湯之谷山荘に立ち寄り温泉に浸ってから、鹿児島中央駅へ向う。

3日間とも秋晴れに恵まれ、せわしいながらも充実の南九州山旅でした!



<画像をクリックすると、拡大します。>

秀麗な姿は「薩摩富士」とも称される開聞岳 山腹をらせん状に登り、七合目過ぎると池田湖を眼下に、薩摩半島一望 岩場の山頂は登山者でいっぱい
知覧特攻平和会館に立ち寄って 九合目過ぎると南に大浪池の火口縁が 溶岩塊が露出した韓国岳山頂
天孫降臨神話の霧島神宮へ 道の駅から、翌日登る予定の高千穂峰が美しく聳える! 赤茶けた砂礫の道を登り、御鉢火口縁へ
御鉢火口縁に上ると展望開け、高千穂峰が現わし、すり鉢状の火口底が真下に絶壁 山頂には天の逆鉾が突き刺さり、祀られ、全方位絶景だ! 鹿児島市内、甲突川から、噴煙立ち上る桜島

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